プロポリスの基礎知識

同じミツバチが作り出す自然の恵み。「プロポリス」と「ローヤルゼリー」の違い

「プロポリス」をミツバチが作り出すように、「ローヤルゼリー」も同じミツバチによって生まれる自然の恵みです。しかし、「プロポリス」と「ローヤルゼリー」では有効成分や得られる効果が異なります。同じミツバチが作り出す恵みの違いについてご紹介します。

「プロポリス」と「ローヤルゼリー」は何が違うの?

ローヤルゼリーとは?

最初に「ローヤルゼリー」とは何なのでしょうか?ローヤルゼリーは、花粉を食べた働きバチの咽頭線から分泌されるものです。三大栄養素であるタンパク質・糖質・脂質をはじめ、ミネラル・ビタミンをバランスよく含んでいるため、女王蜂の「栄養源」になります。

ローヤルゼリーだけを食べる女王蜂は、普通の働きバチと比べて早く、女王蜂の身体の大きさは働きバチの2倍にもなります。さらに、働きバチが通常半年しか生きられないのに対して、女王蜂は約3~5年も生きることができます。

プロポリスとローヤルゼリーの原料

プロポリスは、植物の樹液とミツバチの体液(唾液)を加工して作られます。一方、ローヤルゼリーは、働きバチが集めてきた花粉から合成して分泌された乳白色のクリーム物質です。つまり、プロポリスの原料は植物の樹液と唾液、ローヤルゼリーは花粉が原料になります

プロポリスとローヤルゼリーの有効成分と得られる効果

プロポリスの有効成分は、産地や植物によって異なりますが、概ねフラボノイドや、セルロース、花粉などです。特に注目されているのが、フラボノイド。プロポリスは「天然の抗生物質」と言われるほど、抗菌効果が強く免疫力を向上させるとされています。

一方、ローヤルゼリーの有効成分は、炭水化物、アミノ酸、ビタミン、ミネラルなど、40種類以上の栄養素を含んでいます。特に、デセン酸はローヤルゼリーだけに含まれる成分で、抗がん作用や殺菌作用で知られています

その他にもビタミンB群など、B1・B2・B6など美容に関係する栄養素が豊富に含まれているのが特徴です。特にパントテン酸は、新陳代謝を促進するビタミンで、老化を防止(アンチエイジング)するとされています。B6は、皮膚の美肌効果として有名ですね。

プロポリスとローヤルゼリーは全く違うといっていいほど

同じミツバチが作り出す「プロポリス」と「ローヤルゼリー」。原料や有効成分、得られる効果も全く違うといっていいほど。一般的にはプロポリスは強い抗菌効果を活かして、風邪や喉の痛みなどの緩和が主目的。ローヤルゼリーは滋養強壮や美容効果を主目的とも言えます

もちろん、両者ともに健康向上に役立つ成分が含まれているのには違いはありません。そのため、「プロポリス」と「ローヤルゼリー」の特徴を活かして、両者を配合している商品も市販されています。お互いの良いところを掛け合わせることができる相性の良い食べ物でしょう。